CFの設定例の変更;
From: Sender: Return-Path: の追加;
foo@hosthostは、FreeBSDをインストールしたマシン名です。 そのマシンでの自分のアカウントがfooです。 これでメールが送られて来るようになります。
# pkg_add ja-mh-6.8.3.tgz初期状態だとshowがmhnを使い、メールが読みにくいので、 以下のように環境変数を定義します。
.cshrc : setenv NOMHNPROCincコマンド実行後、show コマンドでメールを見ることができます。 その他のコマンドは # man -k mh で探せます。
メールを直接出せるようにするには、/etc/sendmail.cf を書かなくては行けません。 自ホスト内のユーザには直接配送し、知らないユーザは全て上位メールサーバに送る設定にします。 直接編集するのは大変なので、CF-3.5Wpl7を使用します。
適当なディレクトリで展開します。 # mkdir CF # tar zxvf CF-3.5Wpl7.tar.gz -C CF # cd CF/CF-3.5Wpl7 README.jpをよく読みます。 # make cleantools # make tools # cp Standards/sendmail-v7.def sendmail.def sendmail.def: BITNET=no CF_TYPE=R8V7 DEFAULT_RELAY='smtp:saki-1.ca.csse.yamaguchi-u.ac.jp' # 上位メールサーバ名 DEF_ID='Modified by HIDEYA' DIRECT_DELIVER_DOMAINS=none FROM_ADDRESS='$m' LOCAL_VERSION=tomo MX_SENDMAIL=no MY_DOMAIN='ca.csse.yamaguchi-u.ac.jp' #ドメイン名 MY_NAME='tomo' OFFICIAL_NAME='tomo.$m' # for V5 OS_TYPE=bsd4.4 RECIPIENT_GENERIC=yes REJECT_JUNET=yes VERSION=3.5Wpl7 VERSION_SEPARATOR='-' # make sendmail.cf # cp sendmail.cf /etc # killall sendmail # sendmail -bd -q30mcomp でメールを出して、確かめて見ます。ヘッダをよく観察します。 思った通りの経路で配送されていればOKです。 この場合、
To: foo Cc: foo@mailのメールは、To:は直接届き、Cc:はmailサーバ経由で帰ってくれば成功です。 違っていたり、mail daemonからメールがかえって来たら失敗です。 もう一度、sendmail.def を書いてやり直します。
~/.mh_profile Path: Mail Editor: /usr/local/bin/vi Aliasfile: ~/Mail/aliases sendproc: jc-send jc-send: #!/bin/sh cp ~/Mail/draft ~/Mail/draft.euc /usr/local/bin/nkf -j ~/Mail/draft.euc > ~/Mail/draft send ~/Mail/draftメールの送信にjc-sendを使うようにし、jc-sendでコード変換して sendを起動するようにします。jc-sendは実行可能にしパスが通っている必要が あります。
user_name@hostname.domain.nameまた、~/Mail/components 等で直接From: 行を指定すると、 From: 行 は訂正されますが今度は、 Sender: 行が付加されます(これは、MHの仕様です)。 Return-Path: 行の付加は、From: 行 より、Sender: 行が優先されるようです。
それら、Header の付加は、MHの場合通常 (~/.mh_profileで、postproc: post となっている場合か、この行がない場合) post コマンドが行っているようです。 この設定は、 [FreeBSD-users-jp 9232] を参考に、
/usr/local/lib/mh/mtstailor: +localname: mcgroup.or.jpすることで行えます。 一方、sendmail.cfの設定が正しく行えている場合には、 これらの付加をsendmailを使って行うこともできます。この変更は、 [FreeBSD-users-jp 2610]を参考に、
~/.mh_profile: +postproc: /usr/local/lib/mh/spostすることで行えます。 spostに関しては、CF-3.5Wpl7/doc/FAQ.AWに記述があります。
以上の設定後、テストメールでヘッダの変化を確かめましょう。
> get mnews120PL6.tar.gz % mkdir Mnews % tar zxvf mnews120PL6.tar.gz -C Mnews % cd Mnews/mnews-1.20PL6 doc/readme.doc等をよく読みます。 % cd build % sh ./config.jsh各問に適切に答えてください。ja-mhを パッケージからインストールした場合には、 以下のように答えなければなりません。
MH コマンドディレクトリ(デフォルト:/usr/local/bin/mh):/usr/local/bin % make % su # make install # touch /usr/local/lib/default-server # vi /usr/local/lib/default-server <--ニュースサーバ名を書く # exit % rehash % mnews
ja-manをインストールしたら、 mnews.1のインストールディレクトリが正しくないので以下で修正します。
# rm /usr/local/man/man1/mnews.1 # cp doc/mnews.1 /usr/local/man/ja_JP.EUC/man1% jman mnewsで見れればOKです。