Install TeX II

TeX 環境設定II


プリントサーバの設定

リモートプリンタを使用するにはプリントサーバの設定が必要です。 以下のどちらかのファイルに自ホスト名が書かれていなければいけません。

printcap

/etc/printcapの設定を行ないます。リモートプリンタを使います。

リモートプリンタサーバ名はsaki-1。 リーモートプリンタ名は、can,gcanで設定します。 ローカルプリンタを持っていないなら、lpはコメントアウトした方が良いでしょう。

--------------ここから---------------
ここで、FAQ:
------
Q. プリンタに出力できません。調べてみるとスプールディレクトリにはちゃ
   んと出力されているのでスプールはされているみたいです。また、どうも 
   lpd が動いてないみたいなのでシェル上で lpd & して動かそうとしてもす
   ぐ終了してしまいます。ログを覗いたら "startup: duplicate spool
   directories" なメッセージが入ってました。

A. /etc/printcap の異なるエントリに同じスプールディレクトリが書かれて
   いてスプールディレクトリが重複してるようです。別々のエントリには異
   なるスプールディレクトリを指定しましょう。 
------

でもこれって 2.2.2-RELEASE までは通っていたんですが^^;
2.2-970618-RELENG でやってます。
------------ここまで----------------
ということなので、
/etc/printcap :
#lp|local line printer:\
#	:lp=/dev/lpt0:sd=/var/spool/output/lpd:lf=/var/log/lpd-errs:

can:\
:ct=ja_JP.EUC:\
:lp=:sh:\
:rm=saki-1:rp=can:\
:sd=/var/spool/lpd/can:\
:lf=/var/log/lpd-errs:\
:mx#0:

gcan:\
:ct=ja_JP.EUC:\
:lp=:sh:\
:rm=saki-1:rp=gcan:\
:sd=/var/spool/lpd/gcan:\
:lf=/var/log/lpd-errs:\
:mx#0:

# mkdir /var/spool/lpd/can /var/spool/lpd/gcan
プリンタデーモンであるlpdが起動しているか確かめます。
起動しているなら、
# killall -hup lpd

起動していないなら、
# lpd
以上です。何か印刷して確かめて見ましょう。

epsbox.sty

TeXで図形を張り込むために、epsbox.styを設定します。 jdvi2kps4.0.tar.gzの中のjdvi2kps4.0/LaTeX/epsbox/epsbox.styを使います。

注)TeXで図形を扱う方法はいろいろとあります。 周りに合わせるのが無難でしょう。

# cp epsbox.sty /usr/local/share/tex/inputs

some.tex:
\documentstyle[epsbox]
\begin{document}
\begin{figure}[h]
\psbox[scale=1.0]{someepsf}
\end{figure}

以上のようにして使用します。epsファイルはTgifで作成します。

Tgif3のインストール。

ここでは、Tgif3のportsインストールを行ないます。

port-current/tgifをとって来ます。 tgif-3.0-p13.tar.gz、tgif-3.0-p13.tar.gz、netpbm-94.3.1.tgzを用意します。

# pkg_add netpbm-94.3.1.tgz
# cd port-current/tgif
# make
# make install

このみで以下のようにtgifの設定を行ないます。

.Xdefaults :
# for Tgif3
Tgif*FontSizes: 10 14 17 18 20 24 25 34 45 75 100 200
Tgif*PrintCommand: lpr -Pgcan
Tgif*IMProtocol: kinput
Tgif*PreeditType: OverTheSpot
これで、漢字入力をCtrl+Spaceで開始。Shift+Spaceで終了させる事ができます。

TeXでの文章作成の流れ

EDITORを使って、hogehoge.texを作成します。 TeXファイルの作成はそれぞれの本を参考にしてください。 図の張り込み方は上記のTgifの所を参照してください。 TeXファイルは、jlatexコマンドでコンパイルします。
% jlatex hogehoge.tex
コンパイルに成功すると、hogehoge.dviが作成されます。 これは、xdviで見ることができます。
% xdvi hogehoge.dvi &
プリンタの設定とdvi2ps、dviselectが正しくインストールされていると、 直接プリントできます。psファイルを作成するには、dvi2psを使います。
% dvi2ps hogehoge.dvi >hogehoge.ps
psファイルを見るにはghostviewを使うと便利です。
% ghostview hogehoge.ps &

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